

大学病院の看護師が辞めたい3大理由とその解決法を教えます!
大学病院の看護師が辞めたいと思う理由って何でしょうか?そして、大学病院に勤めつつも、その辞めたい理由を解決できる方法ってあるのでしょうか?
これから大学病院で働きたいと思っている看護師さんや、現在大学病院で働いていて辞めたいと思っている看護師さんは、必見の情報ですよ!
目次 [目次を隠す]
大学病院の看護師が辞めたい理由=激務過ぎて疲れた

大学病院の看護師が辞めたいと思う理由1つ目は、激務過ぎて辞めたいということです。
大学病院は重症患者さんが多いですから、そこで働く看護師は、どうしても忙しくて激務になるんです。
大学病院の看護師はなぜ激務で疲れるの?
オペ後の患者さんが急変することはよくありますし、オペ後じゃない内科系疾患の患者さんも血圧が下がったり、不整脈が出るなどの急変は珍しくありません。
また、救急外来や一般外来からの緊急入院も日常茶飯事ですので、大学病院の看護師さんはいつもバタバタと病棟や外来を走り回り、患者さんの対応をしなければいけません。
勤務時間中にナースステーションで落ち着いて座るなんて余裕はぜんぜんありませんし、さらに残業も多いんです。
また、夜勤も多いですし、当然夜勤中も忙しいですから、そんな激務な毎日を送っていたら、心身ともに疲れきってしまい、辞めたいと思うようになるんです。
激務で疲れるという理由を解決する方法は?
いつもバタバタと忙しく、残業が多くて、夜勤も大変だから、激務で疲れる。だから辞めたい。大学病院で働きながら、この理由を解決する方法はあるのでしょうか?
大学病院は基本的に忙しいですから、介護施設などのようなゆとりを持って働くということは、正直難しいでしょう。
でも、「バタバタ忙しい」、「残業が多い」、「夜勤が大変」というこの3つのうち、2つを解決できたら、少しはゆとりを持てると思いませんか?
実は、大学病院の部署の中で、「残業が多い」と「夜勤が大変」という2つを解決できるところがあるんです。それは、外来です。
大学病院の外来は忙しいですが、診療時間が決まっていますので、残業は少なめですし、当然夜勤はありませんので、日勤のみの勤務になります。
残業が少なめで日勤のみの勤務だったら、体調を整えやすく、プライベートを大切にできますので、「激務で疲れた」という理由を解決することができるはずです。
ですから、激務で疲れたから辞めたい理由を解決するためには、外来で勤務すると良いでしょう。
大学病院の看護師が辞めたい理由=静脈注射への不安

大学病院の看護師が辞めたい理由2つ目は、静脈注射への不安が大きいことです。
なぜ大学病院の看護師は静脈注射に不安を感じて辞めたいと思うの?
大学病院の看護師は、基本的に静脈注射や採血を行いません。
そのため、「看護師としてこのままで良いのかな?」、「将来的に大学病院以外に転職したときに、どうすれば良いんだろう?」と不安に感じてしまうのです。
静脈注射に不安を感じて辞めたい時の解決法は?
静脈注射に不安を感じて辞めたいと思った時の解決法をご紹介します。これは、大学病院で働きながら、この理由を解決するのは、正直に言ってなかなか難しいものがあります。
だって、大学病院では基本的に看護師は静脈注射や採血はしないのですから。ただ、その不安を軽減する方法はあります。それは、院内研修に参加することです。
あなたが働いている大学病院には静脈注射の院内研修がないでしょうか?
もし、院内研修があったら、その研修に積極的に参加しましょう。
そして、大学病院によっては「ラダー2以上の看護師で、院内の指定研修を受ければ、静脈注射を患者さんにしても良い」などの条件付で看護師の静脈注射を許可しているところもあります。
ですから、静脈注射の院内研修に参加することは、静脈注射ができないことへの不安を解消するための第一歩になるのです。
もし、あなたが今から大学病院で働こうと思っているなら、そういう研修や条件付許可がある大学病院を探すと良いでしょう。
また、今大学病院で働いていて、今の病院にはそういう研修も制度もないという場合は、研修や制度がある大学病院に転職すると、大学病院で働きつつも、辞めたい理由を解決することができます。
大学病院の看護師が辞めたい理由=人間関係がギスギス

大学病院の看護師が辞めたい理由3つ目は、人間関係がギスギスしていることです。
大学病院はなぜ人間関係がギスギスしているの?
すべての大学病院、すべての部署がそうと言う訳ではありませんが、大学病院って意外と看護師同士の人間関係がギスギスしていることが多いんです。
なぜなら、大学病院の看護師は熱意ややる気があって、スキルアップ志向が高いからです。
程よくやる気がある人たちが集まっている職場は、お互いに協力し合いながら働くものですよね。
でも、全員がやる気に満ち溢れていると、お互いのミスを許すことができませんし、「私が!」、「私が!」と自己主張が激しくなる傾向があります。
ミスを許せず自己主張が強い人たちが多い職場は、当然人間関係がギスギスしてきますよね。それでなくても、女性同士の人間関係は難しいですから。そうすると、人間関係に疲れて辞めたいと思うのです。
人間関係に疲れて辞めたい時の解決法は?
人間関係に疲れて辞めたいと思った時はどうすれば良いのでしょうか?
大学病院の中で、人間関係が比較的良い職場は救命救急センターやICU、小児科、精神科などです。
これらの部署に共通していることは、男性看護師が多いことです。大学病院で働いている男性看護師が熱意がなく、スキルアップ志向もないという訳ではありません。
でも、男性看護師が多い職場は、人間関係が良いことが多いのです。なぜなら、男性は女性特有の個人的な感情を人間関係に持ち込むことをしないからです。
また、男性看護師は看護学生時代から女性に囲まれて過ごしてきていますので、女性看護師の扱いに慣れています。
そのため、スキルアップ志向があっても、必要以上にガツガツせず、やる気と良好な人間関係を両立させ、バランスをとるのが上手なんです。
ですから、男性看護師が多い職場は、大学病院の中でも人間関係が良好ですので、救命救急センターやICU、小児科、精神科などで働くと良いでしょう。
まとめ

大学病院の看護師が辞めたいと思う3大理由とその解決法はいかがでしたか?
これから大学病院で働こうと思っている人は、大学病院の看護師がどんなことで辞めたいと思うのかやその解決法を知っておくと、長く勤めることができるでしょう。
また、今大学病院で働いていて辞めたいと思っている看護師さんは、辞める前に解決法を実践してみましょう。
それであなたが辞めたいと思う理由が解決できれば、大学病院で働き続ければ良いですし、どうしても解決できないというのであれば、転職を考えると良いでしょう。
辞めたい理由を解決できる大学病院を探したいなら、転職サイトを使うと良いですよ!
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また、どうしても大学病院を辞めたいという人も転職サイトを使うと、今あなたが辞めたいと感じている原因を完全に解決できる職場を探すことができるんです。