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大学病院で看護師が働くデメリットとその解決法を知りたい!
大学病院で看護師が働くデメリットってどんなものがあるのでしょうか?
大学病院の看護師求人を見ていると、メリットばかりが取り上げられていますが、デメリットも知っておかないと、入職後に「あれ?こんなはずじゃなかったのに」と後悔することになりかねないんです。
目次 [目次を隠す]
大学病院で看護師が働くデメリットはこの3つ!
大学病院で看護師が働くデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
大学病院で働く看護師が「これって、大学病院のデメリットだよね」と感じるもの3つをご紹介します。
静脈注射や採血ができないこと
大学病院では、静脈注射や採血は研修医の仕事です。看護師は基本的に静脈注射や採血を行いません。
そのため、市中の病院の看護師なら、できて当たり前の手技である静脈注射や採血を、大学病院の看護師は身につけることができないんです。
また、中途採用で大学病院に転職してきた看護師さんの場合は、一度身につけた技術を使う機会がありませんので、その技術が衰えてしまうという心配があります。
残業が多いこと
大学病院は急性期の重症疾患を扱っていますので、病棟は常にバタバタしていて忙しく、緊急入院や急変、緊急オペ、緊急の検査出しなどがよくあります。
そのため、どんなに仕事をテキパキと終わらせたとしても、どんどん予定外の仕事が増えていきますので、残業しなければいけないことが多いんです。
勤務時間外の研修が多いこと
大学病院は教育制度が整っていて、院内研修が充実しているというメリットがあります。でも、院内研修って、勤務時間内に行われることはほぼありません。
たいていが日勤終了後に行われます。しかも、残業代はつかないことがほとんどです。さらに、院内研修は「年に○回は必ず出席のこと」などの条件がついていますので、強制参加させられることが多いんです。
日勤終了後の強制参加の研修ならまだマシです。日程によっては、休みの日や夜勤明けの日に参加しなければいけないこともあるんです。
大学病院で看護師が働くデメリットの解決法=静脈注射ができない場合
大学病院で看護師が働くデメリット3つをご紹介しましたが、どうやったらそのデメリットを解決できるかを考えていきましょう。
まずは静脈注射ができないデメリットの解決法です。これは、静脈注射の院内研修に参加するしかありません。
たとえ、患者さんに実際に静脈注射や採血をする機会がなくても、研修を受け、看護師同士で採血しあう経験を積んでおくと、転職後に患者さんに採血する時も、緊張で針先がブルブル震えるようなことはないでしょう。
また、「クリニカルラダー2以上で、指定の研修を受けて試験に合格すれば、看護師でも静脈注射や採血OK」としている大学病院もあります。
そして、もしあなたが「うちの大学病院はそういう研修がないけど、大学病院で働きながら、何とか採血ができるようになりたい!」という強い希望を持っているなら、副業してみましょう。
市中の急性期病院で副業するんです。市中の急性期病院なら採血や静脈注射をする機会がありますので、そこで働く看護師さんに教えてもらいながら、経験を積むと良いでしょう。
ただ、副業禁止としている大学病院もありますので、就業規則は必ずチェックして下さいね。
大学病院で看護師が働くデメリットの解決法=残業が多い場合
大学病院で看護師が働くデメリットの解決法2つ目は、残業が多いことの解決法です。これは、大学病院内での配属先にこだわれば解決します。
大学病院内で残業が少ない部署は、救命救急センターやICU、外来です。集中治療系のユニットは、日勤と夜勤で看護師の人数が変わらないので、勤務交代時に引継ぎをすれば、サクッと帰ることができます。
また、外来は診療時間が決まっていますから、残業が少ないんです。大学病院で働きたいけど、残業をできるだけしたくないという看護師さんは、集中治療系のユニットか外来で働くと良いでしょう。
大学病院で看護師が働くデメリットの解決法=勤務時間外の研修が多い場合
大学病院で看護師が働くデメリットの解決法3つ目は、勤務時間外の研修が多いことの解決法です。
これは、大学病院で働きながら解決するのは、ちょっと難しいでしょう。大学病院で働く以上、決められた研修には参加しなければいけませんから。
ですから、どうしても勤務時間外のただ働きのような研修に参加したくないという人は、大学病院以外の職場に転職するしかありません。
大学病院と同じような急性期の重症患者さんが多いながらも、大学病院ほど研修参加が義務付けられていない病院や、基本的には院内研修がないような小規模な個人病院、介護施設で働くと、ただ働きのような強制参加の研修に悩まずに済みます。
まとめ
大学病院で働くデメリットは、静脈注射ができないこと、残業が多いこと、時間外の研修が多いことの3つがあります。
静脈注射ができないこと、残業が多いことのデメリットを解決しつつ、大学病院で働きたい人は転職サイトを使いましょう。
転職サイトなら、静脈注射の研修があるところや静脈注射の経験が積める副業先を探すことができますし、転職サイトを使って大学病院を探せば、転職サイトの担当者があなたに代わって配属交渉をしてくれますので、静脈注射のスキルを身につけられますし、残業がない職場で働けるんです。
さらに、現在大学病院で働いていて、時間外の研修が多いことに不満を持っていて、院内研修がない職場を探したい人も、転職サイトを使うと良いですよ!
担当者に「急性期病院の中で、院内研修が少なめのところ」などの条件を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれますよ!
また、転職サイトを使って大学病院に転職すると、担当者があなたに代わって配属先の交渉をしてくれますので、集中治療系のユニットや外来で働くこともできるんですよ!
大学病院の看護師求人に強い転職サイトは!?
執筆者情報
大学病院の看護師求人 編集部
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